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2020/04/29

大林宣彦監督作品『海辺の映画館-キネマの玉手箱』



大林監督の最新作であり遺作となってしまいましたが
監督のメッセージが詰め込まれた作品です。
ただいまコロナの影響で公開延期となっておりますが、公開した時には是非劇場でご覧になってください。
監督が戦争時代のことも含めインタビューで語っていた 「死というものは、思いがけずやってきます。玄関を出た途端に空から何が落ちてくるかもしれないし、道を歩いているときに車が突っ込んでくるかもしれない。それでも映画を撮るときは『この映画ができ上げるまでは何があっても死なないぞ』という覚悟を決めています」「これが最後になるかもしれない。しかしこの最後の映画をつくり終わるまでは決して死なず、きちんとつくって未来の人たちに観てもらう。映画を未来に伝えていくんだ!」
という言葉は奇しくも今のコロナ問題について私たちが感じ直すべき大切なことを伝えてくれているような気がします。
 

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