
ダミー、マスク、スーツ、着ぐるみ、小道具など。生首や死体など、生身の人間や動物で表現しきれないものや、
クリーチャー(存在しない架空の生物)、キャラクターも。デザインから制作まで、様々なニーズに対応しています。
中にロッドやメカを仕込んで表情や手足等を動かせるようにしたり、CGと併せることにより幅広い表現が出来ます。

製作したいラフスケッチを描いておきます。

油粘土を均一の厚さにカットしバランスを考えながら大まかに盛付けます。
目,鼻,口,骨格は、指で粘土を良く練りながら少しづつ盛付けます。
その後、金属ツールを使用し表面を整え大きな凸凹を無くしたりハケを使いシンナーで表面をならします。
彫刻ツールでシワ等を作ります。

型を取る前に離型としてラッカースプレーを均一に一層吹きつけ自然乾燥させます。
乾燥後に粘土彫刻部分が床に直接当たらないように横に粘土をはさんで寝かせて、
水粘土とたる木を使い型を取る準備をします。彫刻のまわりに水平に粘土を敷き詰め、
外壁を造ったら、ラッカースプレーを作成した水粘土に吹きます。
石膏の出ている部分にはワセリンを塗ります。

バケツに水を用意して石膏を水の中に均一に沈むように少しづつ振り入れて、
ミキシングラバーまたはハケで石膏のダマが無くなるまで良く混ぜます。
石膏が混ざったら、1回目に粘土の色が透けて見えない厚さに塗ります。
硬化したら2回目にヘンプを打ち込み、3回目で表面をきれいにならします。

粘土彫刻を裏にして水粘土をきれいに取り除き、外壁を造ります。
型を開ける時に必要な隙間を作るための粘土を外壁沿いに設置し、前面と同様に石膏作業を行います。
完全に硬化したらヤスリ,カンナで余分な石膏を削り取り、隙間にヘラなどを差し込み型を開いて粘土を外します。

油粘土は市販のエタノールかアセトンで、水粘土は中性洗剤で各々の汚れをハケや布で落し、
型をよく乾燥させます。

レイテックスをウレタンスポンジで気泡が入らないように注意しながら塗り、ドライヤーで乾燥。約10回繰り返します。
その後、あらかじめ切っておいたガーゼを塗り込み、さらに5回たたき塗りをして合計15層になるようにします。
前面後面を合せ、合わせ目の隙間にレイテックスとガーゼをたたき込みます。
乾燥したらパウダーを使いながらゆっくりと型から剥がしていきます。

余分なつなぎ目部分をハサミで切り落とします。
凸凹を修正後境目をレイテックスをつけたスポンジで軽くたたき、目立たなくします。
目や耳の穴を開け、首の後ろに切り込みをいれます。

エアブラシを使い、下地→ベース→シャドゥ→ハイライトの順で立体感を出し、
皮膚ムラ→血管→模様の順でペイントします。瞳孔をペイントします。

クリーチャーマスクの完成です。
[ご注意] ホラー・オカルト映画に使用する商品・作品画像を掲載しているページがあります。
メイクアップディメンションズのホームページに掲載しているすべての写真、記事、図表の無断転載・複製を禁止します。